お知らせ
2018/04/14バウンサーに新基準 アメリカ 2018年3月
米国消費者製品安全委員会(CPSC)は、2018年3月23日に幼児用バウンサーシートの新基準が発効すると発表しました。
以下がリリースされた内容です。
(便宜のために弊社にて翻訳したものですので、CPSCの原文をご確認ください。)

米国消費者製品安全委員会(CPSC)3月23日発表。

幼児用バウンサーの安全性を改善する新しい連邦基準が発効

ワシントン、D.C. - バウンサーをより安全にするための新しい連邦基準が発効しました。
米国消費者製品安全委員会(CPSC)は、乳幼児の死亡や怪我を防ぐための安全基準を承認しました。
新しい強制基準は、2018年3月19日以降に製造または輸入された幼児用バウンサーシートすべてに適用されます。
幼児用バウンサーシートの例です。
Example of infant bouncer seat

新しいルールは何ですか?

警告の可視性の向上のために、落下の危険警告表示は、赤ちゃんの頭と肩の近くのバウンサーのシートの前部に明示します。
また新基準は、よくある赤ちゃんがバウンサーで寝てしまったときも、保護者及び介護者は、シートベルトを使用するよう指示しています。
警告ラベルには、次の文を含める必要があります。
  • 床の上でのみバウンサーを使用してください。
  • 赤ちゃんが眠っているとしても、シートベルトを使ってください。シートベルトはぴったり合うように調整して下さい。
  • 赤ちゃんがきちんと座れるようになり始めたり、20ポンド(約9kg)を超えない範囲のメーカーの推奨限度体重になったりのどちらか早い方になったら、バウンサーの使用を停止してください。

データによると

2006年1月1日から2016年7月6日まで、バウンサーに関わる347件の事故がCPSCに報告されました。これには12の死亡事故と54件の傷害が含まれています。
報告された死亡事故の主な原因は、窒息です。拘束されていない赤ちゃんがバウンサーの中でひっくり返った場合や、大人のベッドの上や子供用ベッドの中に置かれたときに、柔らかい表面(マットレスや掛け布団など)にバウンサーがひっくり返った場合です。
その他の主な事故原因は、床ではない不適切な場所にバウンサーが置かれていたことです。幼児がキッチンカウンターやテーブルやその他の高い危険な場所に置かれたバウンサーごと、またはバウンサーから落ちることです。

幼児用バウンサーシートを使用するための安全上の注意

幼児用バウンサーを使用する場合、CPSCは保護者と介護者に以下のことを推奨します:
  • バウンサーは常に床に置いて下さい。カウンタートップ、テーブル、その他の高い場所で絶対にバウンサーを使用しないでください。
  • バウンサーはベッド、ソファ、または他の柔らかい表面のところに置かないでください。バウンサーがやわらかい表面の上にひっくり返った時に赤ちゃんが窒息してしまう危険があります。
  • 赤ちゃんが眠っても、常にシートベルトを使用し、シートベルトがぴったりとフィットするように調節してください。
  • 使用中は、赤ちゃんのそばを離れないで、様子を見守ってください。

子供が自分でちゃんと座ったり、赤ちゃんが20ポンドまたは製造者が推奨する最大重量に達したら、バウンサーの使用をやめてください。

日本のベビービョルンのサイトでバウンサーの説明は、以下の様になっていました。(2018,04,14)

商品の説明
2歳まで使える バウンサーバランスソフトは、2歳までバウンサーとチェアの両方に使用することができます。生まれた日からお座りをできるようになるまで、バウンサーとして使用できます。お子様が歩けるようになってひとりで座れるようになったら、布地を裏返して快適なチェアとして使用できます。
商品スペック
対象月齢 生後1ヶ月〜2才くらい(体重の目安:最下段〜7kg、中段〜10kg、最上段〜13kg)
以上
CPSCのInfant Bouncer Seatsの新基準に関するリリース掲載サイトはこちらです。
*新基準は2017年に改訂された自主基準のASTM F2167 - 17を基に作られているとのことです。
日本では、2012年に製品安全協会(SGマーク)がアメリカの旧自主基準ASTM F2167-05b(2005年制定)を参考に自主基準を制定しています。

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